「晒し上げだ」「逆になんでこんな自信満々に断言できるのか」との声も…。ライブ痴漢騒動「キョードー大阪」異例対応のヤバさ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

まずは、一般客によるSNS投稿のスクリーンショットを、キョードー大阪の公式サイトに掲載したことだ。

それぞれのスクショ画像には、まるで添削するかのように、企業側の見解が挿入されている。

投稿者は無断転載を主張しており、外形的には「一般客のSNS投稿を晒しあげる」ような見せ方になっている点は、新たな火種となるおそれがあるだろう。

スクショ画像を使いながら、添削するかのように被害を訴える女性の意見を否定した(出所:キョードー大阪のプレスリリースより)
痴漢行為の有無についても見解はきっぱり分かれたが、「身に覚えがない」という男性の主張を採用したようだ(出所:キョードー大阪のプレスリリースより)
当事者同士で話し合わせるという対応も、今後「もしキョードー主催のライブで似たようなことが起きたら…」という気持ちにさせられそうだ(出所:キョードー大阪のプレスリリースより)

任意で証言したとされる「第三者の目撃者(お客様)」の中立性や、どこまで現場で確認していたかが明確でない点も、不安定な読後感を残す。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事