「晒し上げだ」「逆になんでこんな自信満々に断言できるのか」との声も…。ライブ痴漢騒動「キョードー大阪」異例対応のヤバさ

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サーヤさんは同日夜、「前回の声明では言葉足らずで混乱を招いて」しまったと謝罪した上で、女性に対しても「心より謝罪」するとXで投稿。「直接の謝罪とケアを最優先にするよう求めてきましたが、このような形でさらに傷つける結果になり、全く女性を守れなかった」と反省の弁を述べている。川谷さんも同様に、一連の対応を改めて謝罪した。

警備の強化や、痴漢行為発見時の対応について綴ったサーヤさん(出所:サーヤさんのXより)
川谷さんもスタッフの投稿について謝罪するとよもに、ライブに足を運ぶ人々への言葉を綴った(出所:川谷絵音さんのXより)

なお3月21日午前の時点で、女性のXアカウントは閲覧不可になっている。女性とキョードー側の見解が分かれている以上、いずれが正しいのか、また両者とも誤っているのか、その真偽は不明だ。今後行われる可能性のある司法判断に任せるほかない。

キョードーのあまりに過激なブチギレ対応

ただ、演者であるバンドと、運営サイドであるキョードーのスタンスが異なることは、両者の発言から読み取れる。

企業の広報活動としても、今回のケースは「異例の対応」だと感じる。ネットメディア編集者として、長年企業のプレスリリースを見てきた筆者から、どの点が珍しく、また論点となり得るかを書いていこう。

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