北朝鮮に教訓を与えたイラン攻撃
――最近のイラン情勢と北朝鮮とのかかわりについてお聞きします。両国は長い間緊密な関係を維持してきたとされています。今回のアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃を含め、ランコフ先生は両国関係をどのように認識されていますか。
現在の段階でイランが正常な外交を行う能力があるかどうかは、非常に疑わしいと考えています。もちろん、イランは北朝鮮から軍需物資や武器を購入する希望があるかもしれません。しかし、今回の攻撃やイラン指導部に対するいわゆる「斬首作戦」が行われたので、北朝鮮とのこのような貿易が行われることはほぼ不可能に思えます。
しかし、北朝鮮の立場からみれば、今回のイランへの攻撃は非常に重要な教訓を与える可能性があります。北朝鮮は個人の独裁国家です。最高指導者とその側近、そしてその家族の安全をとても重視します。ところが今回の事態をみれば、アメリカやイスラエルは敵国の主要人物がどこにいるのかを驚くほど簡単に把握し、彼らを排除する能力を持っていることを見せつけました。
そのため、北朝鮮では将来への恐怖が高まり、追加的な安全対策を講じ始めるでしょう。例えば、金総書記をはじめ重要人物の警護を大幅に強化するのは確実です。また、鎖国政策を強化し、国内の情報が流出することを防ぐためにより一層の努力を行うでしょう。






















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