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名門ワシントン・ポスト、ベゾスが奪った言論の自由 批判記事をつぶされた大物記者が失意の辞職

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「コラムニストの自由が、危険なまでに損なわれている」

(写真:Ting Shen/Bloomberg)

ワシントン・ポスト紙でオピニオン欄のコラムニスト兼編集者を務めるルース・マーカスは10日、論説ページの新たな方向性を批判する自身のコラムを発行人のウィル・ルイスが不掲載としたことを受けて、同紙を去ることになったと発表した。

マーカスは同僚に宛てた電子メールで辞職を表明。「計り知れない悲しみとともに」辞職を決意したと述べた。

「ポスト紙に40年あまり在籍してきた私がこのような決断に至ったのは、ウィルがオピニオン欄の新たな方向性に対する懸念を表明した私のコラムを不掲載にする決定を下し、その決定について私と話し合うことを拒否したためだ」とマーカスは記した。

ベゾスの方針変更で重鎮が次々辞職

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