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オレンジページ「性的広告が物議」なぜ株上げた? 苦情殺到も、その後の対応が大絶賛される事態に

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  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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メディア側で監視を強化することも重要なのだが、効率は必ずしもよくない。また、インターネット広告は“いたちごっこ”の世界で、広告運営事業者やメディア側で対策しても、広告主側でそれをすり抜ける方法を講じてくる。

アナログメディアであれば、そうした広告主は取引停止にして、広告出稿ができないようにすることもできるが、自動化が進んでいるインターネットではそれも困難だ。

対応は難しいが、取り組みは不可欠

Googleの広告ではよく見かけるが、ユーザー側で不適切な広告を簡単に申告できるようにして、アドネットワーク側に迅速にフィードバックできる仕組みを取るといった対応も重要であると思う。

インターネットメディアは、成長を重視するあまり、不適切な広告やコンテンツが蔓延する結果となってしまっている。インターネットは、もはやアンダーグラウンドな存在ではなく、社会的にも大きな役割を担っている。今後、健全な発展をするためには、一度立ち止まって、内部体制を強化することも重要だろう。

筆者は繰り返し指摘しているが、現在の広告・広報活動を語るときに、車の運転を例に挙げている。

現在は事故が起きやすい状況になっているが、車に乗るのをやめるという選択が必ずしも賢明であるとは限らない。重要なのは、アクセルとブレーキの使い方を学び直して、安全運転ができるようになることだ。

インターネットメディアについては、いまはアクセルよりブレーキをかけなければならない時期に来ている。

いくら便利だからといって、危険で事故が多発するツールは、いずれ利用者が離れていくだろう。

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