スマホはなぜここまで高くなったのか、AI向け半導体争奪と円安が招いた値上げの構造と賢い買い方

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
スマートフォン
携帯電話研究家の筆者が、スマホ値上げの原因と「賢い買い方」について解説します(筆者撮影)
この記事の画像を見る(5枚)

半導体不足や円安の影響で、日本のスマートフォン価格はじわじわと上がり始めている。世界的な部材高騰の波を受けて、今後もスマホの値段は上がり続けるのだろうか。秋には次期モデル「iPhone 18」の登場も控えており、その価格への影響も気になるところだ。

最新スマホで見る、2026年スマホ値上げの現実

実際に日本ではスマートフォンの価格はどの程度上がったのだろうか。2026年3月に発売されたサムスン電子のフラッグシップモデル「Galaxy S26 Ultra」と、1年前の2025年2月に発売された「Galaxy S25 Ultra」の価格を比較してみる。なお通信キャリアの販売価格は各社のキャンペーンや割引施策の影響を受けるため、本稿では単体販売されるSIMフリーモデルの価格を基準とする。

Galaxy S26 Ultraの価格は、Galaxy S25 Ultraと比べておおよそ2万円から4万円程度高くなっている。ストレージ1TBモデルはメモリ容量が異なるため単純な比較は難しいものの、512GBモデルだけを見ても約3万円の値上がりだ。ストレージ容量が大きいモデルほど値上げ幅も大きくなっており、半導体価格の上昇がスマートフォンの販売価格に色濃く反映された結果に見える。

Galaxy S25 UltraとGalaxy S26 Ultraの価格比較
Galaxy S25 UltraとGalaxy S26 Ultraの価格比較(Perplexityで筆者作成)
次ページ価格の急騰が指摘されている半導体部品「メモリ」
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事