「住みたい街ランキング2025」。注目は“コスパ”のよい郊外都市として人気上昇した街。メガターミナル駅の躍進も!

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1位の「横浜」は、不動の大横綱だ。男女別、ライフステージ別、年代別のすべてで1位というほど隙がない。その強さは、なんといっても集客力だろう。従来、横浜の大型多目的ホールといえば、新横浜駅が最寄りの「横浜アリーナ(1989年開業)」だった。

近年はさらに、横浜駅から徒歩圏で、Kアリーナ横浜(2023年)、ぴあアリーナMM(2020年)や、日本カーリング選手権横浜2025が開催された横浜BUNTAI(2024年リニューアルオープン)が加わり、これらの施設で予定されているイベントだけでも年間500万人超(※2)の集客力が生み出された。

これらの会場やその周辺で、さまざまなイベントが開催され、横浜駅周辺エリアには「遊ぶ・買う・食べる」すべてを満足させる環境が整っている。

※2:SUUMO編集部が各施設がホームページで公開している収容人数に3月のイベント予定数をかけたものを12倍(12カ月)して簡易試算したもの

また、ランキング10位までは常連の街が顔をそろえる中、4位~10位まではすべてJR山手線が占めた。特に目立ったのは前年の9位から今回5位にランクアップした「東京」だ。東京駅周辺で多くの再開発が進んでおり、今活気のある街となっている。

11位から20位を見ると、おおむね10位台の常連が多いが、「立川」(22位→15位)や「柏」(25位→19位)の躍進が目立つ。

■住みたい街(駅)ランキング[11位~20位]
SUUMO
SUUMO住みたい街ランキング 2025 首都圏版 記者会見資料より(出典:リクルート)

「東京」「上野」など、目立つメガターミナルの躍進

では、2025年のランキングで大きくジャンプアップした街に注目してみよう。

TOP10でも注目した「東京」に加え、「上野」(51位→33位)や「藤沢」(31位→23位)、「柏」(25位→19位)など注目したい街がたくさんある。

■得点ジャンプアップ(駅)ランキング<1位〜10位>
SUUMO
SUUMO住みたい街ランキング 2025 首都圏版 記者会見資料より(出典:リクルート)

まずは、「東京」や「上野」の躍進について見ていこう。SUUMOでは、「メガターミナル駅」の躍進を指摘している。主要なターミナル駅というだけでなく、駅の多機能化が進行している「メガターミナル駅」は、通過するだけではなく、留まれる場所になっているというわけだ。

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