締切間近!「今年の確定申告」知るべき6つの変更点 定額減税、新NISA、住宅ローン控除、空き家特例…

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特別控除額の3000万円は、相続人が3人以上の場合は1人につき2000万円に引き下げられましたので、ご注意ください。

6. 収受日付印が廃止に

令和7年1月以降に提出得される申告書から、これまで申告書の控えに押されていた収受日付印の押なつが廃止されます。ただし当面は、希望者に対して、提出した日付と税務署名を記載したリーフレットがもらえます。郵送で提出した場合も同様です。

(出典:国税庁ホームページ)

e-Taxで申告する際は、もとから収受日付印はありませんが、メッセージボックスに格納される受信通知で提出事実を証明できます。

このほかにも、申告書等の提出事実および提出年月日の確認方法については、申告書等情報取得サービス(オンライン申請のみ)、保有個人情報の開示請求(オンライン申請可)など、いくつか方法があります。詳しくは国税庁のホームページでご確認ください。

以上が、今回の大きなところでの改正です。ポイントを押さえて、今年の確定申告を乗り切りましょう!

(構成:川田さと子)

自分ですらすらできる確定申告の書き方 令和7年3月17日締切分
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渡辺 義則 公認会計士・税理士

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わたなべ よしのり / Yoshinori Watanabe

中央大学商学部卒業。外資系監査法人、経営コンサルタント会社を経て、現在、渡辺公認会計士事務所所長。中小企業の経営・税務の指導に当たるとともに、株式公開、相続対策セミナーの講師などを担当し、幅広く活動。著書に累計90万部を突破したシリーズ『自分ですらすらできる確定申告の書き方』(KADOKAWA)がある。

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