職場あるある「納期を守れない人」3つのタイプ 「長時間残業自慢」はまったくもって意味がない

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大切なのは、仕事にかけた時間うんぬんではありません。クオリティーと期日の両方を担保するためにはどう仕事を進めていけばいいのか、最初にしっかりと考えておくことです。

あなたは大丈夫? 納期を守れない人の3つの特徴

今まさに、納期に間に合わない、納期に納品しても突き戻されてしまい、仕事がなかなか完遂できないことに悩んでいる方はいませんか。

仕事が完遂できないのにはいろいろな要因が絡んでくるので、必ずしも、あなたがすべて悪い場合ばかりではないでしょう。ただ、完遂できないことが多い人に、共通する働き方があります。そのような働き方をしている限り、「完遂力」は身につきません。

そこで、次から紹介する仕事が完遂できないタイプの働き方をしていないか、1度、自分の仕事ぶりを振り返ってみてください。

まず1つめのタイプ「イメージ欠如型」から説明していきます。

仕事の目的、求められていることがイメージできないままに、クライアント、もしくは上司から「これをしてください」と言われたまま作業をはじめてしまうタイプです。

クライアントからの指示がしっかりしていれば、仕事は完遂できることが多いものです。しかし指示があいまいだったり、クライアント自身がしっかりイメージできていなかったりすると、最終的にできあがったものは、クライアントが求めているものとかけ離れてしまいます。

当然、やり直しが多く、仕事が完遂できないことになってしまいます。もしくは、最初はイメージできていても、度重なる変更でイメージがこんがらがってしまい迷走してしまうということも、このタイプには多いです。

このタイプは、まじめな人が多いように感じます。大切なのは、クライアントへ相談してイメージを共有することです。必要とあれば何度でも相談して、自分とクライアントが、少なくとも「仕事の5W1H」をしっかりと情報共有できているのかを確認しましょう。

「仕事の5W1H」とは、

What=なにをつくるか
Where=どこにつくるのか(どこで売るのか)
Who=誰のためにつくるのか(誰のために売るのか)
When=いつまでに(納期)
Why=なぜつくるのか(最終的な目的)
How=どうやってつくるのか(予算や手法の制限)

といったものです。

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