職場あるある「納期を守れない人」3つのタイプ 「長時間残業自慢」はまったくもって意味がない

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
大切なのは「仕事にかけた時間」ではなく、「クオリティーと期日」を担保すること(写真:8x10/PIXTA)
「クライアントが満足できる仕事を納期の中で完遂し続ける」ことこそ、プロと呼ばれる人材の必須要件。そう語る株式会社中之島設計代表取締役の村井一雄氏は、同時に、「仕事を完遂できないことが多い人には"共通する働き方がある"と指摘します。
どこの職場にもいがちな「納期を守れない人」の3つのタイプとはどんなものなのでしょうか。村井氏の著書『僕らは、なにを武器に働けばいいのだろうか?』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

仕事を期限までに終えるのが「プロ」の第1条件

私は常々、周りから「プロ」と認められるような人材になることが、仕事がうまくいくようになる一番の近道ではないかと考えていますが、では、「プロ」になるために身につけたい力といえば、なんといっても「完遂力」でしょう。簡単にいえば、納期の中で、クライアントが「いいね」と言ってくれるものを提出する、仕事を完遂する力ということです。

仕事が思い通りに捗らないことは確かにあります。うまくいかなかったのには、それ相応の理由があるものです。しかし、いかなる言い訳も許されないのが、仕事です。

例えば、受験の日に大渋滞に巻き込まれて乗るはずだった電車に乗れなくて、試験会場に指定された時間までにたどり着けなければ、試験を受けさせてもらえないということもあります。

次ページ道路の渋滞や電車の遅延は予想できること
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事