「置き場所に困る」防災グッズの省スペース収納術 まずは「コンパクトなもの」をできるだけ選ぼう

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これならわが家に備えておきたいな、と思えるアイテムを少しずつ選んでいきました。

ポータブル電源は重さ約13kg。廊下収納にすっきり収まるサイズです。どれだけ電気を備蓄できるかというと、iPhone15を約65回充電できるくらい。たくさんの電力を備蓄できるだけでなく、コンセントが使えるというのが最大のメリットだと思います。ワンタッチでライトが点灯するものを選べば、照明の役割もしてくれて一石二鳥です。Anker Solix C1000/Anker(筆者撮影)

リュックに入れない防災アイテムはファイルボックスに

ポリプロピレンファイルボックス/無印良品(筆者撮影)

防災グッズは大きなリュックやボックスにまとめて収納して、フタを閉めてしまえばすっきり! となりそうですが、私にとっての課題は「継続」。
とにかく細く長くでもいいから防災意識を持ち続けること。それが大事です。あの日怖くて不安だった気持ちも、防災グッズのことも、忘れてしまわない仕組みを整えておきたいと考えました。

そこで、普段から使い慣れている無印良品のファイルボックスを防災の収納に使うことにしました。

整理収納に使うアイテムは、中身が透けないものを選ぶことが多いのですが、防災アイテムはあえて半透明のものを使って、中の存在が確認できるようにしました。

小さなことですが、効果は抜群です! 何が入っているか、一目でわかります。

フタはなしで、重ねることもせず、棚に一列に並べる。簡単に出し入れできて、全体を確認しやすい仕組みです。

とにかく管理する手間を最小限にすることが継続への大事な一歩だと思ったのです。

1)カセットボンベ10本
(筆者撮影)

1本で約60分使用できます。ガスは電気に比べて復旧までに時間がかかるので、カセットこんろと合わせて、多めに備えておきたい。

(筆者撮影)
2)使い慣れている衛生セット
(筆者撮影)

45ℓゴミ袋、防臭袋(SS、L)、ドライシャンプー、ナイロン手袋、マスク。簡易トイレや水の運搬にも使えるように45ℓゴミ袋は厚手で丈夫なものを備えています。

(筆者撮影)
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