「自動車税のタイミングでクルマの売却を考えている人は必見」愛車を1円でも高く売却するためのウソとホント

そんな小細工をするよりも、査定前にはしっかり洗車をし、キズがあっても大切に扱ってきたことをアピールしたほうが査定士の心理的にもプラスに作用するハズだ。
そして、クルマの美しさというと外観ばかり気にしてしまいがちだが、意外と重要なのが内装の状態だ。じつは内装の状態は外装よりもクルマへの扱いが如実に現れる部分であり、汚れはもちろん荷物の載せ降ろしでついてしまったキズなどもチェックされるので、できるだけ丁寧に扱うということが大切だ。
またタバコやペットの臭いは染みつくと完全に取り去ることが不可能に近いものであるため、これらは大幅に査定が減額される要因となるので、愛煙家やペットを同乗させる人はあらかじめ覚悟が必要と言えるだろう。
点検整備記録簿の有無もポイント

そのほかでは定期的な点検整備がなされていたかも重要な要素となり、とくに記録簿の充実は高値買取につながる部分となる。そこで重要になるのが点検整備の内容が記録された『点検整備記録簿』だ。点検整備記録簿は、しっかり点検整備がなされてきた証拠となるだけでなく、過去の整備履歴も確認することができるため、中古車として仕入れたあとに次のユーザーに納車するまでに行うべき整備を逆算することができる大切な情報となるためだ。
このように、愛車を高く売るためには付け焼刃的なものではなく、いかに中長期的に愛車を大切にしてきたかというのが大きく影響するというのが事実となる。
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