181人乗せた韓国チェジュ航空機が着陸失敗・炎上 乗員2人の生存確認、バードストライクが原因?

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一方で、事故原因は務安空港の滑走路の短さという指摘が出ていた。しかし、同空港の滑走路の長さは2800メートルであり、着陸には十分な距離であり、それで事故が起きたとは考えにくいと国土交通省は明らかにした。

事故機の機長の飛行経歴は6823時間、副機長は1650時間だ。今回の事故の正確な原因が明らかになるまでには、数カ月から数年かかるものとみられている。

地元では国際線利用で人気の空港

全羅南道消防本部は同日、務安空港庁舎で搭乗者家族に対する説明で、「塀と衝突した後、機体から乗客が飛び出した。生存可能性はほとんどない」と述べた。

務安空港がある全羅南道や光州市には光州空港があるが、ここは国内線のみ就航しており、同地域から国際線を利用できる最も近い場所が務安空港となる。

仁川国際空港など他の国際空港まで行く必要がなく、空港の駐車場も無料で利用できるため、地域住民から利用しやすい空港でもある。

とくに12月8日からはタイのバンコクや日本の長崎、台湾の台北、マレーシアのコタキナバルなどへの運航も開始した。利用客数も2023年には25万人となり、2024年は10月までの利用者が28万人となっていた。

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