世界が注目する「ラーメンバーガー」って何? その答えはニューヨークにあった
ここ数年、ニューヨークは空前のラーメンブーム。市内にラーメン専門店だけで数十店舗。そこに目をつけたある日本人がいた。ニューヨークでラーメン店を経営する日系二世の島本圭造(しまもとけいぞう)さんだ。
島本さんは、東京のラーメン激戦区環七の「バサノバ・ラーメン」でオーナー店長を務めていた経歴を持つ。そんな島本さんはこう語る。
「僕はカリフォルニア生まれでラーメンとハンバーガーが大好きなんです。コラボしたらいいかもしれないと考えました」
自分の好きな食べ物をコラボさせる!
ラーメンバーガーとは、ハンバーガーのパン(バンズ)の代わりに、特殊な製法で固めたバンズ状の麺を使い、牛肉100%のハンバーグを挟む。アメリカの国民食であるハンバーガーとラーメン。そのいいとこ取りをしたメニューだ。
これは、日本のモスバーガーがバンズの代わりにご飯を用いてつくっている「ライスバーガー」の変形版のような商品ともいえる。実はこのラーメンバーガーの誕生に、大きなヒントを与えたのがここ日本のグルメ、その名も「喜多方ラーメンバーガー」である。
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