韓国の若者の間で「週末中国旅行」がブームに 中国のビザ免除がきっかけ、一番人気の場所は?

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旅行客の増加を受けて、航空会社は韓国-中国間のフライトを増やしている。11月8日以降の韓国発中国行きのフライトは、それ以前に比べて便数ベースで約14%、乗客数ベースで約40%増加した。

中国政府は短期滞在ビザ免除の対象国を38カ国に拡大した。写真は対象国の9カ国追加を発表した中国外務省の11月22日の記者会見(同省のウェブサイトより)

注目すべきなのは、韓国人旅行客の予約が金曜日以降の週末に集中していることだ。SBSの報道によれば、若者の中国旅行は2泊3日などの短期滞在型がほとんどだという。

38カ国をビザ免除に

韓国だけではない。中国外務省は11月22日、短期滞在ビザ免除の対象国の拡大を発表。ブルガリア、ルーマニア、クロアチア、モンテネグロ、北マケドニア、マルタ、エストニア、ラトビア、日本の9カ国が追加された。

本記事は「財新」の提供記事です。この連載の一覧はこちら

中国はその前にフランスやドイツなど29カ国に対するビザ免除を実施しており、上述の9カ国を加えた合計38カ国の旅行客がビザなしで中国に入国できるようになった。

さらに、中国政府は過去1年間にシンガポール、タイ、カザフスタンなど6カ国と短期滞在ビザの相互免除の協定を締結。これらを加えた25カ国との間で、双方の国民によるビザなし渡航を実現させた。

(財新記者:孫嫣然)
※原文の配信は12月4日

財新編集部

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Caixin

2009年設立の財新は中国の経済メディアとして週刊誌やオンライン媒体を展開している。“独立、客観、公正”という原則を掲げた調査報道を行い、報道統制が厳しい中国で、世界を震撼させるスクープを連発。データ景気指数などの情報サービスも手がける。2019年末に東洋経済新報社と提携した。(新型肺炎 中国現地リポート「疫病都市」はこちらで読めます

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