明るさ目立った中部財界の賀詞交換会
1月10日、中部地域の経済4団体(中部経済連合会、中部経営者協会、名古屋商工会議所、中部経済同友会)が主催する賀詞交換会が名古屋市西区のウェスティンナゴヤキャッスルで行われた。
12時から2階「天守の間」行われた賀詞交換会には大村秀章・愛知県知事、河村たかし・名古屋市長(上写真)の両首長、トヨタ自動車・豊田章一郎名誉会長、豊田章男社長、JR東海・葛西敬之会長、中部電力・水野明久社長をはじめとする中部財界首脳に加え、マスコミ、料亭関係など、およそ800人が集まる大盛会だった。
賀詞交換会に先立ち10時30分からは記者会見が行われた。ここでは4団体のトップがそれぞれ新年の景気見通し、団体が行う今年の重点施策などについて説明した。「愛知・岐阜が国際宇宙特区の指定を受けた。これを最大限に活用し新産業をしっかり育て、中部地域が日本経済の成長を牽引していきたい」(中部経済連合会・三田敏雄会長)、「世界交流都市・名古屋を目指し、ものづくりを核とした年の魅力を高め、アジアなど世界からの観光客を誘導していきたい」(高橋治朗・名古屋商工会議所会頭)など、前向きなコメントが目立った。