世界初!「おむつファッションショー」開催の狙い おむつは白だけじゃない!企画が始動した背景

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平林さんが目指すのは、次世代のおむつ。負のイメージを払拭し、排泄に関する問題を抱えている人だけでなく、もっと幅広い人たちにTPOに応じておむつを使ってもらう。

誰でも歳をとれば、あるいは何らかの病気になれば、世話になるおむつ。ただ、冒頭の車いすユーザーの女子のように、おむつを使っていることを人に言いたくないし、見られたくない人もいる。

おむつをネガティブな存在から変える

しかし、もし下着を選ぶように気分に合ったおむつを選ぶことができれば、少なくともそこの部分ではネガティブに考えなくてもすむ。旅行にも行けるし、人にも見せることができる。新しい下着を買いに行くような感覚で、おむつを買いに行ける日が来るかもしれない。

「おむつがインナーじゃなくて、アウターになってもいい。ジャケットに合わせるおむつとか、ゴルフウェアとしてのおむつとか。『あれ、最近、おじいちゃんおしゃれになったね』と言われるような、おむつってよくないですか?」

「レースのおむつって、絶対、女性に喜ばれると思うんですよね」

「おむつがもっとおしゃれになったら、名前もおむつじゃないものに変えたいですね。ディスポーザブルパンツとか、ワンデイパンツとかどうですか」

ファッションショーまであと半年あまり。平林さんのおむつへの情熱、チャレンジはしばらく続きそうだ。

【写真を見る】白じゃない!斬新でおしゃれなおむつの数々を見てみよう
鈴木 理香子 フリーライター

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すずき りかこ / Rikako Suzuki

TVの番組制作会社勤務などを経て、フリーに。現在は、看護師向けの専門雑誌や企業の健康・医療情報サイトなどを中心に、健康・医療・福祉にかかわる記事を執筆。今はホットヨガにはまり中。汗をかいて代謝がよくなったせいか、長年苦しんでいた花粉症が改善した(個人の見解です)。

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