部下の成長のためには、コミュニケーションを高頻度でとる必要がありますが、ここで勘違いしてしまう人がいます。
雑談なら「どんな内容でもいい」と天気や昨日見たニュースなどの「軽い雑談」ばかりしてしまう人です。
極端な話、365日天気の話をしても、部下を成長させるのは難しく、良いことといえば「天気に詳しい上司」と思われるくらいです。
もちろん、「話しやすい」など心理的安全性を高めることに貢献することにはなるでしょうが、関係性を深め、チームとして生産性を上げる、となるには話題が弱いです。
一方で「雑談」によって、チームの生産性を大きく上げる人もいます。
では、うまくいっているチームを率いる管理職は、どんな内容の雑談をしているのでしょうか……。
いいチームは「真面目な雑談」をする
企業研修を通して数多くの管理職の方々や、その直属の部下の話を聞いてきた中で、メンバーが一致団結し、仲間として自律的に動いているチームには、ある共通点がありました。
それは、日常的に話されている会話の内容です。
具体的には、たわいない雑談ではなく「真面目な雑談」を日常的に行っているということです。
では、「真面目な雑談」とはなにかというと、「このチームのビジョン」「このチームや会社を具体的にどうしたいか」「部下の未来」「管理職自身の未来について」など、会社や互いの未来についての話が日常的に話されていました。
・「このチームのビジョン」
・「このチームや会社を具体的にどうしたいか」
・「部下の未来」
・「管理職自身の未来」
・「今後やりたいこと」
・「今後の課題」
どれくらい日常的かというと「ランチ」「会議のアイスブレイク」「朝活」など、1日の中で繰り返し話題にだされます。
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