次に「孤独」だ。単身世帯の割合は年々増加し、今や4割に迫っている。そうした中で退職して人間関係が切れると、孤独感にさいなまれてしまう人が少なくない。そして3つ目は、「健康」。退職によって規則正しい生活が送れなくなったり、通勤がなくなって運動量が減ったりして、健康を害する人は多い。
こうした3つの不安を一気に解消できるのが、「長く働き続けることだ」と大杉氏は力説する。働き続ければ年金プラスアルファの収入が得られるため、お金に関する不安は解消。また仕事に関する人間関係が構築されるため孤独も感じずに済むし、健康にもなれる。つまり「生涯現役」で働くことで、老後の3大不安を解消できるというわけだ。
年齢ごとの3つの働き方
では、長く働き続けるためにはどうすればいいのか。下図を見ていただきたい。これは大杉氏が提唱する「トリプルキャリア」の考え方だ。
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