アマゾンは本当に「痛ましい職場」なのか? NYTのリポートにベゾスCEOが反論

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アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOが反撃に出た。アマゾンは、8月15日付のニューヨーク・タイムズによる批判的な記事の中で書かれているような「痛ましい職場」だという認識は持っていないというのだ。複数メディアが入手したスタッフ用メモの中でベゾスCEOは、「あの記事に書かれていることは、私の知るアマゾン、そして私が大切

に思い、毎日共に働いているアマゾニアン (アマゾンの社員) とは異なるものだ」と述べている。

現役もしくは元従業員100人以上へのインタビューを元に書かれたタイムズの記事では、長時間労働、裏切り合う社員たち、健康問題を抱えるスタッフへの冷淡な態度などが描かれている。

そんなアマゾンを擁護するシリコンバレーのリーダーたちの声もある。ネットスケープの共同創業者であるマーク・アンドリーセン氏は、「今まで20年以上に渡って、アマゾンで長く働いてきた人たち、男性も女性も何百人という人々と話をしてきた。悪い職場だと考えている人には1人も会ったことがない」とツイートしている。Twitterのディック・コストロCEOは、書かれている内容は「文脈を無視したものだ」と語った。

ただし、アマゾンはインターネット上のライバルほどには愛される職場ではないようだ。現役および元社員がレビューを投稿するGlassdoorというサイトでは、アマゾンの評価はアップル、グーグル、フェイスブックに比べてスコアはかなり低い。
 

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