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駅看板の文字「明朝体」「手書き寄り」が静かに流行 公共サインの「書体」も時代と共に変化している

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  • 土井 遼太 書体デザイナー/グラフィックデザイナー
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海を越えた香港でもつい最近、街のサインにゴシック体ではなく明朝体に近い文字が実験的に導入されました。現地のデザイナーに意見を聞いてみたところ、比較的年齢層が高めな方にとっては古い印象に見えるけれど、若者たちからはこれが新鮮で好印象に映るという意見もあるようです。

香港で導入されたサイン(写真:Monotype提供)

明朝体に「逆戻り」したバーバリー

また、ラグジュアリーブランドのロゴに使用される書体でも同様のトレンドが見て取れます。2010年代、多くのラグジュアリーブランドのロゴにゴシック体(欧文ではサンセリフ体といいます)が採用されました。ところが、2020年前後から、明朝体(欧文ではセリフ体)に回帰した例が出てきました。

わかりやすいところでは、英国のBurberryがあります。同社は2018年、20年近く使用していたセリフ体のブランドロゴからサンセリフ体のロゴに変更しましたが、わずか5年後の2023年に再度ブランドロゴを変更。現在はセリフ体のロゴになっています。

上から2018年までのロゴ、2023年までのロゴ、現在のロゴ(写真:Jeremy Moeller、CFOTO/Future Publishing、Mike Kemp/In PicturesすべてGetty Images)

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