筆者は普段からMacを主たるマシンとして使用してきたが、金融機関へのアクセスなどのためにWindowsマシン(というよりはInternet Explorer)が必要になることがたびたびある。
いよいよ回避できなくなってきたので、Windowsマシンを1台、手に入れた。それが今回ご紹介するAsus EeeBook X205TAだ。ダークブルー、ホワイト、レッドの3色展開の中から、筆者はレッドを選択した。
Amazonで3万円ちょっとで購入することができ、Windows 10への無償アップグレードに対応するWindows 8.1 with Bingを搭載しているため、最新OSをいち早く試すこともできる。
そつないデザイン、17.5mmという薄さ、軽さ、静かさ、充分なバッテリー持続時間、そしてブラウジングや動画視聴に十分なパフォーマンスを備えた1台だ。価格に対しては、期待以上、と結論づけることができる。
Intel Atomプロセッサは必要十分
Asus EeeBook X205TAは、11.6インチのディスプレーを備え、980gという軽さを実現したWindows搭載ネットブックだ。そもそもネットブックというカテゴリは、Asusのパソコンを市場に広く紹介するのに一役買ったこともあった。
ブラウザを中心とした作業を行った際、動作は非常に軽快なものだった。ターゲットはブラウザを主体にパソコンを利用するライトユーザー。筆者の用途も、ブラウザや認証ソフトを使った金融機関へのアクセスという点で、ライトユーザーの範疇に含まれるものだと考えられる。
しかしライトユーザーであっても、動画や音楽を視聴するし、ゲームもプレーするし、メールやワープロをこなし、ビデオチャットも行う。実際のビデオ視聴や、音楽を再生しながらブラウザでのドキュメント編集などを行ったが、いずれもストレスなくこなしてくれた。
プロセッサにはクアッドコアで1.33GHz駆動のIntel Atomを採用し、ファンレス構造で、静かに動作する。またフラッシュストレージとしてeMMC 64GBを搭載し、ファンレスのプロセッサとともに静かさを極めている。
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