今年の世界ジュニアでも日本代表選手は女子が活躍した。
日本では中学生世代にあたる「13―14歳の部」で仁科優花(千葉・白井中3年)が優勝。また、最も年齢が高い「15―18歳の部」では、根田うの(北海道・立命館慶祥高1年)が2位となり、6位となった岩永杏奈(大阪・大阪桐蔭高1年)と組んだ団体戦では香港と並んで優勝した(プレーオフなし)。
世界ジュニア開幕時の年齢で出場する「15―18歳の部」は、日本では中学3年から大学1年までと最も年齢幅があるカテゴリーとなる。
今年の日本代表選手団の中で特徴的だったのは、代表6人のうち4人(他に後藤あい=兵庫・松蔭高、鈴木みなみ=埼玉・埼玉栄高)が、このカテゴリーでは年下となる日本の高校1年生だったこと。その中の根田、岩永が「世界のお姉さんたち」を抑えた。
北海道で父と夢を追う根田
13―14歳、15―18歳のカテゴリーの選手たちは、すぐにでも日本のプロツアーに出場してくる年齢層で、上記3人もすでにプロツアーへの出場経験を持っている。
世界ジュニアで力を発揮した「ネクスト・ヒロイン」の候補たちは、近い将来「○○世代」と名付けられるかもしれない選手たちだ。
毎年春に全国で1000人超が参加する「PGM世界ジュニア日本代選抜大会」で、筆者が世界ジュニア日本代表選手に行ったアンケートを参考に、3人を紹介したい。
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