ゴディバのチョコは「冷たく飲む」が新定番 敵はスタバのフラペチーノ?

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  発売10周年記念「ショコリキサー復活総選挙」で1位に選ばれた「ホワイトチョコレートダブルストロベリー」590円(税込)、2015年8月2日頃までの販売

中でも売れ行きが好調なのは、アウトレットモール内の店だ。ゴディバは御殿場プレミアムアウトレットモール内にショコリキサー専門店を展開しているが、週末やゴールデンウィーク、夏休みなどには行列ができる。

「片手で持ち歩ける、少し疲れたときにのどを潤す冷たさ、チョコレートのほどよい甘さなど、ショッピングに適しているようです」。ゴディバ ジャパン・コミュニケーションズ マネージャーの埋田麻衣さんは話す。

筆者も軽井沢プリンスのアウトレットモールへ行くと、つい「ダークチョコレートデカダンス」を購入してしまう。ホイップが乗ったパフェふうのルックスがかわいらしく、誰かが飲んでいるとつい自分も、とそそられてしまう魅力もある。

2つ星レストランのシェフによるドリンクが話題

シェフチョコグラニテ・5種/各600円(税別)

ベルギーのミシュランガイド2つ星レストラン「バルトロミューズ」のシェフが手掛けるチョコレート専門店「BbyB.(ビーバイビー)」でも、今年初めてチョコドリンク「シェフチョコグラニテ」5種の販売を開始した。

2014年11月に、銀座に日本初出店した同店は、初めての夏を迎えた。「チョコレートの売り上げが伸び悩む日本の夏に向けて、独自商品を開発しました。日本人の嗜好、銀座に集まる方のスタイルを考慮しています」とBbyB. のPR担当・熊谷郁子さんは言う。

「シェフチョコグラニテ」(写真左)には、BbyB.のチョコレートがまるごと3個も使われている

カフェの席数が6席と限られているため、テイクアウト販売の要望が多かった。シェフチョコグラニテは、チョコレートをアイスクリーム、ミルクなどとミックス。マシンを使わず、オーダーを受けてから手作業でチョコレートドリンクを作るのが特徴。チョコレートやナッツの食感、香りの表現など、レストランのシェフならではのこだわりは深い。高級チョコレート店の世界を、手頃な価格で体験できるのは大きな魅力だ。

5種類のフレーバーは個性的。「#58 ダークチョコレート/バベリュット/シーソルト」「#03 ダークチョコレート/ルバーブ/バイオレット」「#63 ホワイトチョコレート/パッションフルーツ/バジル」など。高級レストランがひしめきあい、食通が集う銀座の街に違和感なく溶け込んでいる。

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