"夜のお菓子"が東京にカフェを作ったワケ 表参道に期間限定のリアル店舗が出現
静岡県浜松土産として有名な「夜のお菓子」、うなぎパイ。3月26日~5月6日の間、表参道に期間限定ショップ「UNAGI PIE CAFE TOKYO」がオープンしている。
本来、浜松市内でしか入手できない商品が販売されるほか、うなぎパイを使ったスイーツや料理といったカフェ限定メニューを楽しむことができる。
マスコミによる告知や、SNSでの口コミが盛り上がったこともあり、オープン初日には11時の開店に先立って行列ができ、来店者1000名を記録したという。
巨大モニュメントはうなぎパイ1万7285個分!
まず驚くのが、巨大なうなぎパイのモニュメント。オシャレな若者の街にあって、「偉容」と表現すべき迫力を醸し出している。
うなぎパイの本家本元、春華堂の広報担当飯島美奈さんによると、「うなぎパイが故郷の浜松市から東京まで飛んで来た、というシチュエーションをイメージしたんですよ」とのこと。
今回の期間限定ショップは、自社の産業観光施設である「うなぎパイファクトリー」のオープン10周年を記念して展開しているものだ。これを機会に、うなぎパイを広く全国で知ってもらいたいとの意図がある。
「うなぎパイはお土産として知名度があるものの、まだまだ知っていただきたい隠れた魅力があります。そこで、トレンドに対して感度の高い人が集まる表参道に、期間限定ショップをオープンしました」(飯島さん)。
作り手のそんな思いを象徴するように、商品1万7285個分に相当するという巨大うなぎパイは、見る人の心にしっかり突き刺さる。
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