"夜のお菓子"が東京にカフェを作ったワケ 表参道に期間限定のリアル店舗が出現
表参道で展開中のカフェでは、こうしたうなぎパイや春華堂の魅力に触れられる。春休みの期間とあって若者カップルはもちろん、マダム、親子連れなどで連日にぎわっている。
「予想外だったのが、外国人のお客様に好評だったことです。『初めて食べたがおいしい』と、お土産にたくさん購入されます。それから、男性2人組のお客様もいらっしゃいますね」(飯島さん)。
オシャレ過ぎる店は入りにくいという男性もいるだろうが、「うなぎ」という、どこかユーモラスで親しみやすいイメージが、敷居を低くしているのだろうか。また、静岡県出身の人が懐かしさから訪れるケースも多いようだ。
カフェメニューはシェフ考案の本格派
カフェの一番人気のメニューは「うなぎパイのミルフィーユ仕立て 旬の苺を添えて」(690円 税込み)。タイトルからして本格的なスイーツを思わせるが、実際に浜松に展開するカフェで料理を担当しているシェフが考案したものだ。
4種のパイを全て味わえる「4種のうなぎパイ&メルティングショコラ」(1980円 税込み)も圧巻。うなぎパイを覆うドーム状のチョコレートに、自ら熱いチョコレートを回しかけ、溶かしながら食べるというイベント性の高いスイーツだ。量が多いため、何人かでシェアするのがおすすめだという。
「地元の人もなかなか食べられない4種類のパイを制覇できるというところ、あとはチョコレートがけがポイントです。チョコレートをかけた商品を開発してほしいという熱い声が前々からあったので、カフェメニューとして実現させました」(飯島さん)。
そのほか、うなぎパイをクラッシュし、サラダに入れて食べる料理や、パイと相性抜群のデザートドリンクなど「新しいうなぎパイの食べ方」のヒントがいっぱいだ。
お得な情報としては、「0のつく日」には、オリジナルの「うなぎパイふせん」を来店客全員にプレゼントしているという。ショップの期間終了まで4月10日、20日、30日とチャンスはあと3回だ。また、カフェに来店した客には、注文品が届くまでの間に、「五穀屋」の豆菓子がお茶とともに無料で供される。
「うなぎパイや当社について知っていただきたいという意図はもちろんありますが、サービスや店舗の雰囲気を含めた全体を通して、浜松の魅力も感じてもらいたいと思っています」(飯島さん)。
カフェに来て浜松の魅力を知ったら、次は浜松を訪問して欲しいとの願いがこめられているようだ。
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