「韓流文化」振興の功労者、支援策など成長戦略を語る


受賞者は「ストーリー創作センター」に用意された創作空間を提供され、さまざまな教育も受けられる。加えて海外でのマーケティングなど海外進出支援も優先的に受けられるという。李院長は「始めて3年ほど。まだ具体的な成果は出ていないが、絶えずよいストーリーを発掘し再加工することで、数年後には成果を出せる」と期待を込める。

さらに、同振興院は優れたストーリーを増やしていくため、制作技術の開発にも力を注ぐ。同振興院では予算全体の3分の1を「CT」(文化技術)の開発に費やす。CTとは、自然科学と工学技術の両面からコンテンツ開発にアプローチしよう、という意味を込めた造語だ。

韓国にはコンピュータグラフィックスの会社は多いが、使用するソフトウエアは外国製が大半を占める。そのため、国内のソフトウエアで制作できれば長期的に競争力を高められると、李院長が判断したからだ。

来年4月に任期を終える李院長。初代院長として3年間、同院を率いてきたが、「任期を終える直前まで、ゲームや映画など文化コンテンツと関連したソフトウエア開発に全力を挙げる。知識経済省、文化観光省などと協議し、長期的な支援策を用意したい」と意気込んでいる。
(韓国『中央日報エコノミスト』9月5日号/キム・ヘミン記者)

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