アプリで女性30人に会った彼が相談所で語った事 仲人が解説「婚活サービスで成婚できるコツ」

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さらに、結婚相談所の場合、出会いから成婚まで3カ月から6カ月と、期間が短い。ゆえに関係性が深まっておらず、成婚退会しても、その後結婚への気持ちのすり合わせをしていくうちにズレが生じて、関係性が壊れてしまい、婚約破棄になることもある。

また結婚は、当人同士だけの問題ではなく、親も関係してくることが多い。両家の親同士がもめて、破談になることもある。

親同士がもめて破談になるケース

ひとりっ子だったみゆき(34歳、仮名)は、とおる(36歳、仮名)との結婚を決めた。とおるがみゆきの両親にあいさつに行くと、大歓迎を受けたのだが、帰りがけにみゆきの母から言われた。

「無理強いはしないのだけれど、こちらの姓を名乗ってくれませんか?」

それを聞いたとき、とおるはさして大きな問題だとは感じなかった。次男だったので、長男が自分の家の姓を継げばいいと思ったからだ。ところが、それを知ったとおるの父親が激怒した。

「向こうの家は何を考えているんだ。冗談じゃない。ウチを軽く見ている!」

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そうして2人の親同士がもめ出した。父の激怒している様子に、とおるの結婚への気持ちもだんだんと後ろ向きになっていった。そして、破談となった。

そのほかにも、女性側の親は「結納式をきちんとやりたい」、男性側の親は「今時、結納式なんてやるカップルはいない」と、親同士がもめて破談になったケースもある。

以下に、結婚相談所での結婚するための注意すべき5つのポイントをまとめた。

① 相性が合う相手に出会うまで、あきらめずに見合いをする
② 理想を追うより、自分が結婚できる相手はどんなタイプなのかを冷静に分析する
③ 顔の美醜や身長の高低よりも、何より大切なのは清潔感
④ デートの間隔が空く、LINEやメールの返信が遅い人との結婚はないと思え
⑤ 相手が親とどんな関係を築いているかをチェックしておく

最後に、どんな方法で婚活しようとも、結婚に大切なのは“決断”と“覚悟”であることを記しておく。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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