アメリカは「女性大統領」を選べる国に変わったか 8年前のクリントンvs.トランプとの決定的違い

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「性別を識別することに重きを置かず、その人自身とその人の能力に重きを置くべきだ」と、ウィスコンシン州オレゴン在住のマリリン・マクドールは、週末にストウトンで開かれたタミー・ボールドウィン上院議員(民主党)の再選集会に参加した。「そういう行為は女性に汚名を着せ、傷つけるものでフェアじゃない」。

ハリスは「経験豊富 」だとマクドールは付け加えた。

しかし、民主党の有権者の何人かは、女性候補はおそらく党の最も強力な争点の増幅に役立つだろうと述べた。中絶問題である。

フロリダ州マイアミ・デイド郡の元警視総監ケイティ・ソレンソン(69)は、ロー法改正は 「活気づける現象」であったと語った。「中絶だけではない。多くの女性が、これからどうしたらいいのか、必要な医療を受けられるのか、と不安を抱いているのは妊娠全般についてだ」と彼女は言う。

ノースカロライナ州ローリーのメアリー・ルーカス(36)は、ハリスが選挙運動への新たな意欲を与えてくれたという。「私の最初の反応は『どうやったら参加できるのだろう?』というものだった」。

女性たちはまた、ハリスの出馬を過去とは違うものにするかもしれない社会の変化を指摘する。元獣医師で、マサチューセッツ州セーラム市の民主党市委員会の委員長を務めるリズ・ブラット(64)は、若い人たちは男性・女性の厳格な定義に基づいて判断することが少ないようだと語る。

「私の世代は『男か女か、チェックボックスはどこだ?』という感じだが、若い世代は性別の多様性を受け入れていると思う」とブラットは話す。「それが違いを生むだろう」。

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