平日・大雨でも賑わっているのは、エンタメに特化したこの一帯の集客力がそれほど高いということ。その分、やや席数が少ないかもしれない。遊園地が混む土日などは、文字通りごった返しとなっているのではないだろうか。
店舗もやや少なめ。丸亀製麺、びっくりドンキー ポケットキッチンを筆頭に、ラーメン、丼、韓国料理に珍しめなところではマザー牧場の店舗があるなど、ちょっとしたお出かけにきたという、エンタメ感のあるラインナップだ。
カウンター席に陣取り、さて何を食べようかと考える。迷ったときは、郷に入っては郷に従え、だ。客層を問わず圧倒的な集客力を見せている丸亀製麵にしよう。実際、遊園地や他の娯楽にお金を使い、食事はコスパを重視する客も多いと見受けられる。
ちなみにここの丸亀製麵には、店舗限定のメニューがある。その名も「東京ドームうどん」。大きなかき揚げをぶっかけうどんにトッピングしたメニューだ。気にはなったが、大量の揚げ物を食べ切る自信がなく、大人しく、ざるうどんをチョイスした。
まっさらなうどんに、天ぷらやおにぎり、いなり寿司など好みのものを合わせられるシンプルなざるうどん。その自由さは、いくつもの店舗から自分流のチョイスや組み合わせができるフードコートと重なる。今回はちくわ天と、かしわ天を追加した。初めて知ったが、最近は「うどーなつ」なるドーナツも販売しているらしい。
「ちょっぴりソフト」のちょっぴりさに驚く
せっかくなので、マザー牧場でも注文しよう。
早速提供されて少し笑ってしまった。ちょっぴりソフトが、本当にちょっぴり過ぎたのだ。昨今はメニュー写真と比較して少量だったり、反対に大ボリュームだったりする商品に対して「写真詐欺」やら「逆写真詐欺」といったワードを目にするが、このちょっぴりソフトは「名前通り」の実直なメニューである。逆に清々しさを感じ、好感を抱いてしまう。
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