Q:鳥取社長への期待と実態の「ちぐはぐ」とは?
JALは鳥取社長の就任理由について、「お客様視点を持ちながら社員の力を最大限引き出し、新しい時代のリーダーとしてJALグループの企業価値を持続的に高めていくことができる人材」だから、と説明しています。
一方で、新社長発表後の3月に行われた中期経営計画の発表会では、経営陣の”微妙な力関係”が垣間見えました。
新中計を説明し、質疑応答を担当したのは、赤坂祐二・新会長と斎藤祐二・新副社長の2人が中心。鳥取新社長がマイクを握って発言したのは、冒頭の挨拶を除けば2回で、記者が鳥取社長を指名して行った質問への回答と、新社長の意気込みの発表のみでした。
これをJALのOBはどう見たか。「中計は経営企画が中心となって策定するので、細かい説明を斎藤氏が行うのは妥当。ただ概略は新社長の鳥取氏が説明するべきだった。鳥取氏は事業系に詳しくないのではないか?」といった声が聞かれました。
5月に行われた決算説明会の場にも、鳥取氏の姿はありませんでした。この点について斎藤氏は、「2022年も私が担当しているから」と回答しています。鳥取社長のメディア露出は今後ますます増えていくでしょうが、現時点での経営手腕は未知数といえるでしょう。
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