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2024年「路線価」から見る「不動産市場の三極化」 景気回復や観光需要で上昇傾向だが地域格差も

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  • 長嶋 修 不動産コンサルタント(さくら事務所 会長)
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東京都中央区銀座5丁目(鳩居堂前)は1㎡当たり4424万円で39年連続で全国1位(写真:Ryuji / PIXTA)

「観光地の回復」では、浅草の雷門通りが前年比16.7%となるなど高い上昇率を見せた。大阪市中央区(道頓堀地区)でもインバウンド需要が増し、大幅に回復している。

インバウンド需要でにぎわう大阪の道頓堀(写真:genki / PIXTA)

一方、15.1%上昇した東京都足立区・北千住駅西口駅前広場通りなど、再開発が進むエリアも高い伸び率だった。

首都圏では、通勤圏内のエリアも軒並み上昇している。

地方でも上昇傾向が顕著に

地方でも地価の上昇が見られた。

福岡県では商業地への需要が増え、前年比で約5.8%と都道府県別ではトップの上昇を記録した。これは、地方都市における商業活動の活発化と、観光業の回復が影響していると考えられる。

また、沖縄県でも観光業の回復に伴い、商業地の路線価が前年比で約5.6%上昇した。これは都道府県別で2位の上昇率である。

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