スマホ通知の"ダイエット"する人としない人 自分にとって「本当に必要な通知」を考えてみる

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iPhoneの「集中モード」は、通知をカスタマイズして特定の活動に集中できる機能です。仕事、個人、睡眠、運転などのシーンで設定できます。連絡先やアプリを選んで通知を許可し、特定の時間や場所に応じて自動的に集中モードがオンになります。これで、仕事中には仕事関係の通知のみを受け取ることができ、運転中にはすべての通知を消音できます。

iPhoneの「集中モード」。シーンごとに指定した通知のみが届くように設定できるほか、ホーム画面に表示するアイコンも厳選できる(著者撮影)

Androidの「フォーカスモード」も同様の機能です。この機能を使えば、スマホの通知、特定の通知だけを受けることができます。会議や寝ているときに、すべての通知を消して、大切な連絡だけを受けることができます。

Androidの「フォーカスモード」は、特定のアプリの通知をオフにするというシンプルな機能(著者撮影)

スマホに使われるのではなく、使いこなす

スマートフォンの通知は、日々の食事のように欠かせない存在となっています。しかし、やみくもにすべての通知を受け取るのは得策とは言えません。自分にとって本当に必要な通知は何か、アプリごとに吟味し、設定を見直すことが大切です。

通知のダイエットは、最初は面倒に感じるかもしれません。しかし、それは自分の時間と集中力を取り戻すためにとても重要なこと。通知に振り回されず、自分のペースで情報を取得できるようになれば、仕事もプライベートもより充実したものになるでしょう。

スマホに使われるのではなく、スマホを使いこなす。そのための第一歩が、通知のダイエットなのです。

石井 徹 モバイル・ITライター

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いしい とおる / Toru Ishii

1990年生まれ。神奈川県出身。専修大学法学部卒業。携帯電話専門媒体で記者としてのキャリアをスタート。フリーランス転身後、スマートフォン、AI、自動運転など最新テクノロジーの動向を幅広く取材している。Xアカウント:@ishiit_aroka

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