すき家の「ディストピア飯化」が密かに物議のワケ おっさん客がネットで激怒?も全然笑えない理由
「丼やお椀の提供ではないことは、そんなに大きなことなのか?」
そう思う人もいるだろう。実際に訪れてみたので、レポートしていきたい。
近未来的なゴミ箱が返却口
やってきたのは神保町店。すき家の中でも、かなりDX化や効率化が進められている店舗で、今回の調査をするのにうってつけだ。
まず、注文はカウンター横の自動券売機で行う。他の店でも券売機システムは一般的になってきた。
興味深いのが、すでに、券売機上の牛丼の写真が発泡スチロールの容器に入っていたこと。「テイクアウト用容器で提供しますよ」と、予告しているかのようである。
数分経たないうちに番号で呼び出され、レジまで料理を取りに行く。完全なセルフシステムである。店員さんはカウンターの外に出ることはない。
そして、問題のプラ容器がこちら。
ネット上では「最近のすき家って店内でも持ち帰りの皿で食わせるのね……ここがディストピアか」といった声も見られたが、たしかに言われてみれば、近未来の食事、という感じを受けなくもない。トレイ以外はすべて使い捨てであり、極めて合理化された食事なのだ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら