謎の黒船?コスタコーヒー「680円朝食」の実力は… コカ・コーラと双日がタッグを組んでいる

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「コスタコーヒー」は、世界40カ国以上に展開する、ヨーロッパ1の店舗数を誇る巨大カフェチェーンです。創業は1971年のロンドン。その後2019年にコカ・コーラ社に売却され、日本では2021年に商品の発売を開始しました。日本では最近見かけるようになった印象ですが、歴史は結構長いんですね。

以前から運営しているコーヒーブランド「ジョージア」よりも、高級なラインのコーヒーブランドとしてお目見えし、コンビニで先行販売されるや否や、売れすぎて供給が間に合わず出荷停止となり、話題となったため、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

カフェチェーンとしては2023年8月にスタートしたばかり。現在の店舗数は7店舗のみながら、渋谷や銀座、日比谷に大手町、吉祥寺など、抜群のロケーションに進出し、規模を拡大中です。

コスタコーヒー
コスタコーヒーは2020年より業務用コーヒー市場にも参入している(筆者撮影)

カフェチェーンを運営する会社は「双日ロイヤルカフェ」。

「双日ロイヤルカフェ? 知らないなぁ」と思われた方、それもそのはず。日本の大手総合商社「双日」と、「ロイヤルホスト」や「シズラー」など高級路線の飲食チェーンを展開する「ロイヤルホールディングス」が、「コスタコーヒー」のカフェ事業を日本で本格展開するために2023年に設立した、できたてほやほやの合弁会社なんです。

つまりはこの「コスタコーヒー」は、日本国内の清涼飲料業界ではシェア1位を誇る「コカ・コーラ社」と日本七大商社の「双日」がタッグを組んでいるということ。なにやらここからシェアが伸びそうな気配がプンプンしています。

コスタコーヒーのモーニングは3種類

「コスタコーヒー」のモーニングメニューは3種類。提供時間は開店時間の朝7時から11時まで。いずれも税込680円で、パンとコーヒーのセットです。

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