算数が得意な子は「九九の覚え方」から違いすぎた 東大生が教える「数字のセンス」を高める覚え方
東大生の1人が、頭の中に階段を作って九九の勉強をしていた、と言っていました。階段のように九九を覚えていくやり方というわけですね。また違う人は、実際におはじきを使って階段と似たような図を作って勉強していた、と言っていました。
「足し算としての掛け算」は応用範囲が広い
実は、この勉強法で九九を覚えると、いろんな応用ができます。
たとえば、「133は7で割れるか」という問題があったとして、みなさんは3秒で答えられますか? 「え! そんなの、知らないよ。133を7で実際に割ってみないと」と思うかもしれませんが、東大生はそんなことをしなくても答えられます。
実はこれ、133という数の約数を覚えていなくても、7の倍数かどうかを確かめられるんです。
「掛け算は、足し算を簡略化したものだ」という話は何度か登場していますね。
ということは、133が仮に7の倍数だとしたら、「7+7+7+……」と、7を何回も足していった先で、「133」になっているのだと解釈できます。
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