「せっかちすぎてミス」発達障害の人が抱く焦燥感 自分とは「時間の感覚が違う人」に合わせる
会社員のYさん(38歳・男性)は、仕事でも、相手が電話に出るのが遅いとイライラ、メールの返信が遅いとイライラ。すぐに答えを求め、結論が出ない会議にもイライラ……。メールにも思いつきでぱっと返信をしてしまい、早とちりしてしまったり、逆に、説明を端折りすぎて理解されなかったりすることもあります。
「なぜ周りの人が悠長に構えていられるのかわかりません」と言うYさんのような人は、定型発達の人とは、“時間の感覚が違う”と考えてもよいでしょう。
自分とは"時間の感覚が違う"人がいる
必ず結論から話すことで、会話もスピーディーになります。行動を予測し、次に望みそうなものを先回りして用意しておくことも大切です。仕事の報告をするときは、突っ込まれそうなポイントは、あらかじめ答えを用意しておきましょう。
このように、せっかちな人に合わせていると、自然と自分の考え方や行動から無駄が省かれていくメリットもあります。
せっかちは必ずしも欠点ではありませんが、もし改善したいと思っているのなら、「しないこと」を意識しましょう。
「人の話をさえぎらない」「せかすように相づちを打たない」「人のペースに口を出さない」などなど。
こうした「しないこと」を少し意識すれば、あなたはより付き合いやすい人になっていくはずです。
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