しかし、「趣味は漫画」のその先に一言加えてください。
「特に『ドラゴンボール』が好きで、子どもの頃に何度も『かめはめ波』を打とうと訓練したことがあります」と一言加えます。
すると「趣味嗜好や人間性」が見えてきます。
聞き手の方の中に、「『ドラゴンボール』好き」がいれば会話が弾む可能性がありますし、かめはめ波を打とうと子どもの頃に訓練したという経験がある方であれば、すぐにでも話しかけたくなります。
ちなみに、私は小学校2年生から4年生までかめはめ波を打つ訓練をしていたので駆け足で話しかけにいきます。
「サブリミナル効果」を使い一言加える
サブリミナル効果というものをご存じでしょうか。
諸説ありますが、例えば映画などで観客に気づかれないように一瞬だけフィルムに「コーラ」を映り込ませると、観客が「見たことを気づいていない」のに、コーラが意識に残り「コーラが飲みたくなる」効果のことを言います。
このように相手の無意識に何らかの印象を与えるノウハウになりますが、今では禁止されていると言われています。
では、具体的に説明していきます。
ビジネスでの活用イメージを湧かせるために、「社内の会議」や「お客様との打ち合わせ」をイメージしてください。
例えば、あなたが上司の立場であれば、部下の発言に対して、「いい意見だな……」「いい質問だな……」とつぶやいてあげるだけでも、心理的安全性(※)が生まれやすくなります。
※心理的安全性:個人やグループが恐怖やリスクを感じることなく意見交換や仕事でチャレンジできる状態。
また、あなたが部下の立場であれば上司の発言に対して、「こんなふうに考えるのか……」「尊敬できるな……」など、一言つぶやいてあげるだけでも上司の心理的安全性が生まれることは間違いありません。
ビジネスシーンではクレームなどのネガティブな感情を率直に伝えられることはあっても、相手にポジティブな気持ちを伝えることも、伝えられることも少ないです。
ですので、この経験自体が稀有なため相手の印象に残りやすくなります。
ぜひ、ご活用ください。
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