秋元康さん曰く「記憶に残る幕の内弁当はない」という言葉があるように、すべての人から嫌われず、好かれようと当たり障りない行動をしてしまうがゆえに、相手の印象に残ることはおろか「また会いたい」と思ってもらえないという悲惨な状況に陥ってしまうわけです。
では、「印象に残る」ということには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
人の記憶はしょせん曖昧である
相手の印象に残ることはメリットしかありません。
例えば、社内であれば先輩・上司から「可愛がられる」ことにより成長する経験を人よりも渡してもらうことができたり、社外であればお客様から「あの人に連絡してみようかな……」「また会いたい」と思い出してもらえるわけです。
では、どうすれば他者と差別化し、上司・先輩から成長機会をもらうために人の印象に残すことができるのでしょうか。
まず押さえてほしいのが人の記憶はしょせん曖昧であるということです。
初頭効果という理論があるように「人は出会って6〜7秒で人を判断し、その印象は半年間持続する」と言われていますが、具体的にどのような印象の人で、何を話したか、など、詳細まで記憶していることは多くはないはずです。
あなたも今までの人生で数多くの人と出会ってきたと思いますが、再会するまで一度も頭の中に思い浮かぶことがない人がいるかと思います。
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