「厳島の戦い」毛利元就の"気象を読む力"のすごさ 城好き人気気象キャスターが語る「城と名将」

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厳島の戦い
戦国時代に天気を利用して勝利をつかんだ名将の姿をご紹介します(写真:skipinof/PIXTA)
NHK総合サタデーウオッチ9の人気気象キャスターである久保井朝美さんは、大のお城好き。気象予報士になってからは、お城や歴史を見る視点に「天気」という専門性が加わり、新たな疑問や仮説が浮かんでくるようになったといいます。
久保井朝美著『城好き気象予報士とめぐる名城37 天気が変えた戦国・近世の城』より、今回は戦国時代に天気を利用して勝利をつかんだ名将の姿をご紹介します。

日本三大奇襲戦の1つ

桶狭間の戦い、河越の戦いとともに、日本三大奇襲戦といわれる「厳島の戦い」(源義経の一の谷の戦い〈鵯越(ひよどりごえ)の逆落(さかお)とし〉を含む説もあります)。

一般的に奇襲戦は、正面からぶつかったら敵わないであろう相手に対して、意表をついて攻撃することで勝機を見出すためにとる戦い方です。

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