陸前高田市で復興に向けた街づくりイベント開催へ 渡邉美樹氏が実行委員長に

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1日に渡邉氏と市関係者の間で行われた会議では、市関係者から「実行委員長名が渡邉氏では資金面などで協力を求める31の行政体から協力を得にくい」、「イベント開催期間は4月1日予定していて延期した小学校の開校式と、岩手県議会議員・市議会議員選挙告示前に当たり、全面協力がしづらい」などの声も上がった。

がれき除去や中小企業の二重債務問題など、震災以降、行政が対応すべき問題は山積している。ただ、行政の協力なくして、イベントの成功はおぼつかないだろう。

住民にとっては、人口の約半分を集める大規模イベントがこのタイミングで開かれる意味は大きく、行政と住民らが一体となった準備が必要とされている。

渡邉氏は2年間ある参与の任期中に、「現在2万人強の陸前高田市の人口を『10万人の村』にする道筋をつけたい」と、大きな目標も定める。外部の知恵を借り、陸前高田市が新しく生まれ変われるかどうか。


「地元商店街の中からテナント50社を推薦していただきたい」と渡邉氏が地元の有力企業、醤油メーカー八木澤商店の河野通洋社長に直談判。河野社長は二つ返事で「OK」。イベントの開催場所についても、提案した

(二階堂 遼馬=東洋経済オンライン)

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