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ロードスターを「ヤバいクルマ」と思ったワケ 8年ぶり大幅改良はユーザー想定外の出来栄え

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改良型は10月(発売は2024年1月)に発表されたが、既存車をオーダー分の11月まで生産していたという。改良型のほうは、発表後の約4カ月で3000台超を受注。年間販売計画は7000台だから、その人気ぶりがうかがえる。

納車は2024年1月中旬頃から始まったばかりで、ほとんどのユーザーは一度も改良後のクルマを試乗したことがない状況だ。この受注台数は、ユーザーのマツダに対する期待と信頼の高さの証明である。

車両本体価格は全体として約25万円アップしたが、マツダコネクトやインテリアの改良などが、主な購入動機としてNDからの買い替えが多い。

現在の一番人気は上級仕様のSレザーパッケージ Vセレクション(筆者撮影)

販売構成比は、初期受注分では以前と大きくは変わらず、主流はソフトトップで、RFのほうがAT比率は高い。990Sがラインアップからいなくなったが、上級仕様の「Sレザーパッケージ Vセレクション」が人気で、全体の2割を占める状況だ。

史上最長のロードスターへ

マツダ関係者との意見交換の後、ソフトトップのSレザーパッケージ Vセレクションに乗って、技術やデザイン領域の大幅改良箇所を再確認しながら、ロードスターを楽しんだ。

本稿冒頭に「ヤバい」という表現を使ったが、筆者としての本意はロードスターとしての集大成という意味を多分に含んでいることをご理解いただきたい。

では、そのNDはいつまで続くのか。今回の大幅改良のトリガーが法規制であったように、次の電動化に対する法規制がNDから5代目(NE?)への転換を後押しするのだろうか。

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この点について、齋藤主査は「法規制もあるが、マツダとしての事業戦略を踏まえてのことになるだろう」と将来に目を向けた。

マツダは2022年10月、「中期経営計画のアップデートおよび2030年の経営方針」を発表している。電動化については、2022〜2024年をフェイズ1、2025〜2027年をフェイズ2、そして2028〜2030年をフェイズ3と位置づけたロードマップを発表しており、それを見る限りNDは、2020年代中は継続する可能性が十分にあるといえる。

仮にNDが2029年まで製造・販売されると、2015年登場から数えて14年というロードスター史上、最長の世代になる。

【写真を見る】ロードスターを「ヤバいクルマ」と思ったワケ 8年ぶり大幅改良はユーザー想定外の出来栄え(11枚)

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