スズキ新「スペーシア」買うならどのグレード? 買うなら標準orカスタム?ターボ車を選ぶ?

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後席に人を乗せることが多いなら、運転席および助手席の背面に取り付けられたパーソナルテーブルは非常に便利なアイテム
後席に人を乗せることが多いなら、運転席および助手席の背面に取り付けられたパーソナルテーブルは非常に便利なアイテム(写真:スズキ)

ほかにも空調を効果的に広い車内に届ける「スリムサーキュレーター」、そのほか「ロールサンシェード」や「パーソナルテーブル」「後席センターアームレスト」といった後部座席の快適性を高める装備もことごとくエントリーグレードでは非装着となっている。

この手のクルマで「後部座席を使う機会が少ない」というユーザーはそこまで多くないと思われるので、新型スペーシアらしさを享受するのであれば、上級グレードを選んだほうが満足感は高くなるだろう。

メーカーオプションはどれを選ぶ?

全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機と、セーフティプラスパッケージを装着したHYBRID Xのインパネ
全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機と、セーフティプラスパッケージを装着したHYBRID Xのインパネ(写真:スズキ)

新型スペーシアのメーカーオプションは非常にシンプルで、全グレードに用意される「全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機(19万5800円)」と、HYBRID Xにのみ用意される「セーフティプラスパッケージ(6万6000円)」の2種類のみだ。

フルセグTV・AM・FMラジオ・スマートフォン連携機能などを備え、Bluetoothにも対応した9インチHDディスプレイのメモリーナビゲーション
フルセグTV・AM/FMラジオ・スマートフォン連携機能などを備え、Bluetoothにも対応した9インチHDディスプレイのメモリーナビゲーション(写真:スズキ)

前者は、9インチHDディスプレイの全方位モニター対応のコネクティッドナビが装着され、通信機が備わることでスマホからクルマの操作や状態が確認できるほか、24時間365日対応のオペレーターサービスを使用することができる(3年間無料、以降月額利用料が発生)。

ナビは市販のものを装着することもできるが、大画面のものは価格も高く、この価格で多機能な9インチモデルを装着できるのであれば、決して高くないだろう。

ブレーキホールドの作動イメージ
ブレーキホールドの作動イメージ(写真:スズキ)

そしてセーフティプラスパッケージについては、カスタム系に標準装備される「電動パーキングブレーキ」「ブレーキホールド」「アダプティブクルーズコントロール」「車線維持支援機能」がセットで装着されるもの。

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これらの運転支援機能は安全に寄与することはもちろん、運転時の疲労低減にもつながり、一度体感したら未装着のクルマに乗れないと言われるほどなので、未体験の人もぜひ装着してその効果を実感してもらいたい装備となっている。

新型となって、さらに進化を果たしたスペーシア。ターボとNAエンジンの違いはもちろんだが、マルチユースフラップなどの新機能も含め、一度ディーラーなどで触れてみて選んでもらいたい1台だ。

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小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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