100年後には世界1の生命保険会社になろうと思っています--出口治明・ライフネット生命保険社長(第3回)

100年後には世界1の生命保険会社になろうと思っています--出口治明・ライフネット生命保険社長(第3回)

--今後大手生保がネット生保に参入してきた場合、どのように戦っていくのですか。

現在インターネットで生保商品を販売している生保会社は、当社とネクスティア生命(元SBIアクサ生命)、5月から一部参入してきたオリックス生命などの5社だけです。損保では東京海上グループのイーデザインという会社もあります。

40年体制が脈々と業界に流れているとはいえ、大手でも決断の早いところは既に参入してきているわけです。当社も情報を全て開示していますし、お金があれば当社と同じ会社はいくらでも作れるでしょう。新規参入と自由競争が人間の歴史を進歩させてきました。

生保業界は年間の保険料が44兆円という非常に大きなマーケットです。ネット生保の仲間が増えれば増えるほどパイが増えて社員も奮い立ちますし、結果的にお客様のためになると思います。

その中でライフネットが生き残れるかどうかは神様にしかわかりません。きちんと経営を行い、お客様から評価をいただければ生き残っていけると思っています。生保業界というのは、保有契約が1億件、新規契約が1500万件あり、自動車買い替えのごとく7年でまわしていく業界です。

当社は創業以来、対前月比で毎月8%伸びており、保有契約数も7万件になりましたが、業界全体からすればまだまだ影響力はないんです。保有契約が1億件の世界ですから。プロの方は原価の構造がわかっているので当社の商品を高く評価して下さってますが、どのように一般のお客様にお申込みいただくかというのは永遠の課題です。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 就職四季報プラスワン
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT