ChatGPTでついに「英語」が習得できるようになる シンボル・グラウンディングを活用した勉強法

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では、どうしたらいいか? 英語の文章全体の意味を捉え、その中で、個々の単語の意味を理解するのである。つまり、単語という個々の部品を組み合わせて全体を理解するのではなく、まず全体を理解してから、個々の部品の意味を知るのだ。 

そして、記憶するにも、個々の単語ごとに記憶しようとするのでなく、文章全体を丸暗記する。この方法を私は「丸暗記法」と呼んでいる。英語の勉強を分解法から丸暗記法に切り替えれば、英語力は間違いなく上達する。

ChatGPTを用いると、丸暗記法を容易に実行できる。まず、全文を訳してもらう、あるいは要約してもらう。それによって全体の意味をとらえる。その後に英文を読む。そうすれば、分からない単語の意味は、文脈からわかる。ChatGPTが登場して、英語の丸暗記がさらに有効性を高めたのだ。

ChatGPTが教材を教えてくれる

丸暗記するテキストとしては何がよいか?まず考えられるのは教科書だが、これは面白くないかもしれない。文学作品などのほうがよいだろう。

問題は、どうやってテキストを手にいれるかだ。インターネットの普及によって、英語の テキストを入手することは、著しく容易になった。しかし、必ずしも望むテキストがすぐに手に入るわけではない。

例えば、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の名場面を覚えたいとしよう。インターネットを検索しても、英文のテキストがどこで手に入るかは、 簡単には分からない。

「ロミオとジュリエット  セリフ  英語」と検索すれば何とか辿りつけるかもしれないが、確実ではない。また、テキストを得られたとしても、目的の箇所(たとえば、「バルコニーの場」)がどこにあるかを見いだすのは、容易ではない。

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