激レア!ディズニー仕様キャンピングカーの正体 フィアット「デュカト」ベースの新型続々登場
ベースとなったのは、トイファクトリーが手掛けている「ダビンチ6.0(DA VINCI6.0)」。デュカトのロングホイールベースモデルL3H2を使い、室内を架装した2列シートの本格仕様で、乗車定員4名で、就寝人数は2名。広いダイネットやキッチン、ベッドスペースなどを常設する高級モデルだ。コラボモデルでは、家具やシートなどに、主にミッキーマウスをモチーフにしたデザインなどを採用していることがポイント。なお、ルーフトップエアコンが付いたこの仕様のボディサイズは、全長5995mm×全幅2050mm×全高2765mmとなっている。
ディズニーの世界観が広がる車内
![スライドドアを開けるとミッキーマウスがお出迎えしてくれる](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/e/0/570/img_e08c6f7f7aaef7c07b6db1a62982bede80269.jpg)
当モデル限定のアートワークを採用した外装は、シックでシンプルなイメージ。だが、後席のスライドドアを開けると、家具に施されたスケッチ風アートのミッキーマウスが出現。さらに、奧に進むと、さまざまな箇所でディズニーワールドが展開する。
![ドイツ・アグチ社製の特注品となるシート](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/2/a/570/img_2a4adff1a4f0381fda931a6f9afb136f72513.jpg)
まず、運転席やリビングにあるシートには、欧州の高級キャンピングカーに広く使われているドイツ「アグチ(aguti)」社の特注品を採用。赤いモケットのシートは、ディズニー映画が初めて公開された1920年代頃の映画館にあったシートをオマージュしている。また、妙中パイル織物という稀少な国産の生地を使うことで、長時間座っても季節を問わず肌が蒸れにくく、上質で快適な旅が楽しめるという。さらに、リアルレザーを使ったヘッド部には、金の刺繍で「Disney100」のロゴも施され、特別感も演出する。
![アッパーボックスには映画のワンシーンが並ぶ](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/3/d/570/img_3da0441374960c2e1bdc55ba1cf71c4a67761.jpg)
リビングや室内後方のベッドルームにあるアッパーボックスには、ミッキーマウスが登場する短編映画シリーズを使ったデザインも採用する。最初の作品「蒸気船ウィリー」から続く歴代作品を公開順に並べ、モノクロからカラーへ移行するアニメーションの変遷も表現。映画の歴史を眺めながら、ゆったりとくつろげる空間を演出する。
ほかにも、天然無垢のチェリー材を採用したダイネットテーブルには、レトロポップなディズニーアートも投入。観音開きのハッチバックドアを開けると、ミッキーのガールフレンドとして有名なミニーマウスが登場するなど、細部にわたるまで、ディズニーづくしとなっており、愛好家にはたまらない仕様だといえるだろう。
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