激レア!ディズニー仕様キャンピングカーの正体 フィアット「デュカト」ベースの新型続々登場

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ベースとなったのは、トイファクトリーが手掛けている「ダビンチ6.0(DA VINCI6.0)」。デュカトのロングホイールベースモデルL3H2を使い、室内を架装した2列シートの本格仕様で、乗車定員4名で、就寝人数は2名。広いダイネットやキッチン、ベッドスペースなどを常設する高級モデルだ。コラボモデルでは、家具やシートなどに、主にミッキーマウスをモチーフにしたデザインなどを採用していることがポイント。なお、ルーフトップエアコンが付いたこの仕様のボディサイズは、全長5995mm×全幅2050mm×全高2765mmとなっている。

ディズニーの世界観が広がる車内

スライドドアを開けるとミッキーマウスがお出迎えしてくれる
スライドドアを開けるとミッキーマウスがお出迎えしてくれる(筆者撮影)

当モデル限定のアートワークを採用した外装は、シックでシンプルなイメージ。だが、後席のスライドドアを開けると、家具に施されたスケッチ風アートのミッキーマウスが出現。さらに、奧に進むと、さまざまな箇所でディズニーワールドが展開する。

ドイツ・アグチ社製の特注品となるシート
ドイツ・アグチ社製の特注品となるシート(筆者撮影)

まず、運転席やリビングにあるシートには、欧州の高級キャンピングカーに広く使われているドイツ「アグチ(aguti)」社の特注品を採用。赤いモケットのシートは、ディズニー映画が初めて公開された1920年代頃の映画館にあったシートをオマージュしている。また、妙中パイル織物という稀少な国産の生地を使うことで、長時間座っても季節を問わず肌が蒸れにくく、上質で快適な旅が楽しめるという。さらに、リアルレザーを使ったヘッド部には、金の刺繍で「Disney100」のロゴも施され、特別感も演出する。

アッパーボックスには映画のワンシーンが並ぶ
アッパーボックスには映画のワンシーンが並ぶ(筆者撮影)

リビングや室内後方のベッドルームにあるアッパーボックスには、ミッキーマウスが登場する短編映画シリーズを使ったデザインも採用する。最初の作品「蒸気船ウィリー」から続く歴代作品を公開順に並べ、モノクロからカラーへ移行するアニメーションの変遷も表現。映画の歴史を眺めながら、ゆったりとくつろげる空間を演出する。

ほかにも、天然無垢のチェリー材を採用したダイネットテーブルには、レトロポップなディズニーアートも投入。観音開きのハッチバックドアを開けると、ミッキーのガールフレンドとして有名なミニーマウスが登場するなど、細部にわたるまで、ディズニーづくしとなっており、愛好家にはたまらない仕様だといえるだろう。

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