「ペットと寝ていい?」睡眠の質に関する最新研究 幸せな気持ちになれるが、注意点もある

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「十分眠っているのに疲れが取れないとか、夜中に何度も目が覚めるとか、睡眠障害の症状(いびきや息切れ)があるときは、良質な睡眠が確保できていない可能性がある」

ミネソタ大学の研究チームが約4000人のアメリカ人を20年にわたり追跡調査したところ、猫を飼っている人は飼っていない人よりも心臓発作による死亡リスクが30%低いことが分かった。だが、猫と添い寝をすることで睡眠不足に陥れば、逆に心臓発作のリスクは高まる。

「睡眠時間が7時間未満の成人は、心臓発作やぜんそく、鬱など健康上の問題を抱えている可能性が高い」とCDCは指摘する。

猫と人間は睡眠のパターンが違う

猫は眠りが浅く、睡眠のパターンも人間とは違うから、添い寝は飼い主の睡眠の質を低下させる恐れがある。

「猫は眠っている人間の顔をつついたりして、いろいろな時間に飼い主の注意を引こうとする。飼い主の足にアタックしてきたり、顔をなめたりするのも、猫にとっては楽しいゲームなのかもしれない」と、カーターは言う。

逆に、「すやすや眠っている猫の上に飼い主が寝返りを打ったりして驚かせれば、猫は脅威を感じて攻撃的になるかもしれない」。

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