鳥貴族、「創業期の社名」に戻した意外すぎる理由 「横文字」社名に込めた新領域開拓の本気度

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持ち株会社である「鳥貴族ホールディンス」の名前は変わるが、屋号としての「鳥貴族」は残る(記者撮影)

株式市場から、「鳥貴族」の名前が消えることになった。

居酒屋チェーンの鳥貴族を展開する鳥貴族ホールディングス(HD)は、来年5月1日から社名を「エターナルホスピタリティグループ」に変更する。10月25日に行われた定時株主総会で承認された。

持ち株会社である鳥貴族HDの名前は変わるものの、事業会社としての「鳥貴族」や屋号としての「鳥貴族」という名前はそのまま残る。

「社名が覚えにくくなる」との指摘も

「鳥貴族に比べると、社名が覚えにくくなりますね」と、ある外食業界関係者は話す。多くの消費者に浸透する鳥貴族から、横文字の並ぶ社名に変更した理由は何か。そこには、同社の次なる成長戦略への思いが込められている。

実は、新しい社名については、創業期に使用していたものを応用したものだ。1985年に、現社長の大倉忠司氏が焼き鳥「鳥貴族」として個人店をスタート。大倉氏はその後の店舗展開に備えて、翌年の1986年に法人の「イターナルサービス」を設立した。

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