ChatGPTをはじめとする生成AIの躍進で、私たちの仕事や生活は大きく変わると予想されます。ホワイトカラーの仕事はAIに代替されてしまうのでしょうか。堀江貴文氏の新刊『ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち』から一部抜粋、再構成してお届けします。
「ホワイトカラーの9割以上の仕事がなくなる」の背景
「ホリエモンチャンネル(*)」でも紹介しているが、ChatGPTの登場で、私は「ホワイトカラーの9割以上の仕事がなくなるのではないか」と感じた。
*ホリエモンチャンネル「ホワイトカラーの9割以上の仕事はなくなります。テック業界の大規模リストラについて解説します」
背景の一つとして象徴的なのは、マイクロソフトが同社の「オフィス365」にChatGPTの技術を組み込むことを決めたことがある。
この連携によってアウトルックではメールの返信も書いてくれるし、ワードでは書類のドラフトを提案してくれたり要約することができる。また、エクセルでデータを分析したり、パワーポイントですでにあるドキュメントからプレゼン資料を作成してくれる。
現在マイクロソフトオフィスを使っている企業は多いと思うが、なかには何に使うのかわからない「謎資料」や、見返すこともない「議事録」を作っている会社も多いだろう。そうした意味のない仕事を、ChatGPTが人間に代わって行うようになる。
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