前回2019年に比べて、日本メーカーによるEVの出展は大幅に増えた。あるトヨタ系部品メーカーの首脳は、「トヨタに関しては、モビリティというよりもEV、クルマを前面に押し出した出展内容になっている」と印象を語る。ただし、市場投入済み、もしくは近日に発売するEVは少なく、コンセプトカーが多かった。
存在感を放っていた海外メーカー
海外勢で存在感を放っていたのがBYD。日本勢に匹敵する展示スペースに、日本で販売しているSUV「ATTO3」、コンパクトクラスの「DOLPHIN(ドルフィン)」に加え、来春発売を予定する高級スポーツセダン「SEAL(シール)」、中国で発売している高級ミニバンEV、2000万円級の高級SUV(PHV)を並べた。
「モビリティショー」と銘打っただけあって、自動車以外の乗り物も目立つ。
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