「モビリティショー」は自動車の未来を示せるか 4年ぶり開催で中心はEV。飛行機や超小型車も

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日産自動車は全固体電池を搭載する次世代GTRのコンセプトカーなどを発表した(編集部撮影)
各社がこぞってEVを出展する中で、マツダはPHVのコンセプトカーを発表した(撮影:大澤誠)

前回2019年に比べて、日本メーカーによるEVの出展は大幅に増えた。あるトヨタ系部品メーカーの首脳は、「トヨタに関しては、モビリティというよりもEV、クルマを前面に押し出した出展内容になっている」と印象を語る。ただし、市場投入済み、もしくは近日に発売するEVは少なく、コンセプトカーが多かった。

存在感を放っていた海外メーカー

海外勢で存在感を放っていたのがBYD。日本勢に匹敵する展示スペースに、日本で販売しているSUV「ATTO3」、コンパクトクラスの「DOLPHIN(ドルフィン)」に加え、来春発売を予定する高級スポーツセダン「SEAL(シール)」、中国で発売している高級ミニバンEV、2000万円級の高級SUV(PHV)を並べた。

EVとPHVで躍進するBYD。日本法人の劉学亮社長は日本市場の開拓に自信を示した(撮影:鈴木紳平)

「モビリティショー」と銘打っただけあって、自動車以外の乗り物も目立つ。

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